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街角だより

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25歳に聞きました
『10年後の夢は何ですか?』

 アクセスでは今年10年後のビジョンを描く話し合いを進めています。そこで今回はアクセスが誕生した1998年に生まれた、フィリピンの25歳に将来の夢について聞いてみました。首都マニラ周辺で2人、農漁村地区ペレーズで2人がインタビューに答えてくれました。

エイプリルさん

出身:マニラ首都圏
職業:介護士
家族構成:結婚して、夫と3歳になる双子の子どもがいます。
今はスーピックにある老人介護施設で働いていますが、将来は家族と一緒に日本に行って介護関連の安定した仕事に就きたいと思っています。そのために、入居者の日本人と会話をするなど、日本語会話の勉強を地道に続けています。


マーロンさん

出身:マニラ首都圏
職業:ウェイター
家族構成:両親と同居
今はマニラ市内のレストランでウェイターの仕事をしています。10年後にはフィリピンで自分のレストランを開いて、レストランオーナーになるのが夢です。


ロイ・マークさん

出身:ペレーズ
職業:トライシケル運転手
家族構成:両親と兄弟2人と彼女がいます。
 私は大学卒業後、地元を離れて機械メーカーの工場で5か月間、1日252ペソの賃金で働いていました。この賃金は、フィリピンの法律で最低賃金として定められている額より少ない金額で、超過労働は当たり前、使用する道具も原始時代のようなもの。とにかくひどい労働条件でした。それまで私は、人並みに家族を愛し、人並みの給与の仕事を持ち、人並みの家に住むことを望んでいましたが、この経験で私はその夢をほぼ諦めてしまいました。
 現在私はペレーズに戻り、トライシケル運転手として働きながら、電気系の専門学校に通っています。今から10年後、エンジニアとして、ビジネスマンとしての成功を手に入れたいです。そして、家族が営んでいるココナツの実の買い付けの仕事も手伝って、家族を豊かにしたい。この島のココナッツ農家をサポートし、私の家族にも人並みの生活をさせたいと願っています。

ロズリンさん

出身:ペレーズ
職業:カラオケ店管理人
家族構成:両親・弟妹と同居
 私は高校を卒業しましたが、それ以上進学せず、幼い弟妹のために働くことを選びました。最初は地元を離れて、最寄りの都市であるルセナ市の地方銀行で窓口の仕事をしていましたがかなり低賃金でした。その後、工場でも働きましたが、6か月で契約を打ち切られ、今はペレーズで家族が営むカラオケハウスの管理人として働いています。お客さんの中には、ひどく酔っ払ってセクハラをする人もいますが、我慢して働いています。「将来の夢は何か?」と尋ねられると正直とても辛いです。将来自分自身に、より良い未来がくるなんてとても思えないからです。それでも私たちが今経験しているこの貧困を、私の家族、特に私の未来の子どもたちには経験させたくない、というのが私の願いです。将来の家族や子どもたちには、より良い暮らしをして欲しいし、様々なチャンスのある人生を歩んで欲しい。必要なものが揃い、将来への希望を持てるような人生です。私は、この人生の苦難との戦いに勝つため、全力を尽くしていこうと思います。




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プロフィール

NPO法人アクセス

Author:NPO法人アクセス
フィリピンと日本で貧困問題に取り組む、国際協力NGOです。

〒612-0029
京都市伏見区深草西浦町4-78
村井第一ビル2階7号室

TEL 075-643-7232
メール acce@sannet.ne.jp

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