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プロジェクトの現場から  2013年8月

ペレーズ
ペレーズ事業担当 ロサリナ・クラマー

今回はペレーズのマイクロファイナンス(少額融資)プログラムのメンバー、ジーナ・アギラさんについてご紹介します。

ジーナの挑戦
ジーナと夫のコンラドは、働いていたイワシ工場(マニラ首都圏ケソン市)が倒産して以降、親戚のいるペレーズで暮らしています。漁業やコプラ(乾燥させたココヤシの実)作り、炭作りなどで生計を立てる傍ら、友達から頼まれればトライシクル(三輪バイクタクシー)の運転もしてきました。しかし、どれも安定した収入が得られる仕事ではありません。
「3人の食べ盛りの子どもを養っていくには、もっと他の生計手段を探さないとやっていけない!」2011年2月、ジーナは世帯収入を増加させるため養豚を始めることを決意し、マイクロファイナンスに応募しました。しかし不運にもその時期、下の子どもの入院にお金がかかり、養豚を思ったように成功させることができませんでした。それでもジーナはなんとか夫と協力し、4か月間滞ることなくローンを返すことができました。
1となアジ7月号プロジェクトの現場からペレーズ写真
左端がジーナさん。3度目、10,000ペソのローンを受け取って笑顔がこぼれる。
ローングループのなかまたちとともに

炭の売買ビジネスの成功
マイクロファイナンス・プログラムでは、1度目のローンを完済した人は、前回より少し大きな額のローンを申請できます。ジーナは、村の人々が日常的に使用する炭を販売する事業を始めようと、彼女が借りられる最大のローン額5000ペソを借りました。この事業が上手くいき、3度目は10,000ペソを借り入れて事業を拡げました。こうして収入が定期的に入るようになり、壁の穴を修復したり、屋根を修理することができました。さらに、上の子どもが中学校に入ることになり、ジーナは教育に必要な資金を得ようと、中古のミシンを買って近所の人の服の修理を受け入れ始めました。

トライシクル業スタート
一方、夫のコンラドは、町にコプラや炭を運ぶトライシケルの臨時ドライバーとしての仕事が入ると、他の仕事より割りの良い稼ぎをえられます。「自分たちのトライシケルを持てれば、夫はもっとドライバーとして稼げる」と考えたジーナは、4度目のローンで15,000ペソを借り、トライシケルを購入することにしました。ローンの3分の1を使ってサイドカーを購入し、モーターバイクは分割払い契約をしました。現在、コンラドは、彼自身のトライシクルを運転し、ペレーズの中心地から島の北側にあるパンブハン村までを定期的に往復し、以前より安定した収入を得られるようになりました。ジーナは、トライシクルの収入でマイクロファイナンスのローンを返済しています。夫婦の現在の夢は、上の娘が高校を卒業することです。
みなさんがもしジーナに会うことがあれば、彼女の内気だけれども決意に満ちた笑顔に、必ず魅了されるでしょう。これはまさに希望の笑顔です。となアジ7月号プロジェクトの現場からペレーズ写真2
ついに手にした、トライシクルのそばに立つジーナさん



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